大阪の老人ホームはとても明るく、笑い声が聞こえてきます。

老人ホーム

老人ホームという呼称

私は祖父を施設に入所させた経験があります。

特別養護老人ホームという種類の施設です。

それで思うのですが、「老人ホーム」という言葉はどうなんでしょうか。

また同じような施設に「老人保健施設」というものもあります。

どちらも「老人」という言葉がつきます。



老人ホーム。

老人の家ですね。

たしかにそこで暮らしているのは高齢の人たちばかりです。

しかし、「老人」と呼ばれて嬉しい人はほとんどいないのではないかと思います。

老人という言葉のもつ響きは、あまり良いものではなく、どちらかというとマイナスイメージにつながあります。

高齢者という言葉がただ「高齢の人」という意味なのに対し、「老人」はヨボヨボのしわくちゃのイメージが伴うからです。

どちらかというと蔑みや憐みをたたえた言葉ともいえるでしょう。

たとえ90才であろうと100才であろうと、そんなふうに呼ばれるのはあまり気持ちの良いことではないのではないでしょうか。

そして、老人たちの家、老人ホームという響きもまた、姥捨て山のイメージをそそるばかりです。



昔は平気でつかわれていた言葉が、現在では差別語とされ、公けには使われなくなることがよくあります。

「老人」や「老人ホーム」という呼称もまた、もしかしたら使われなくなる日が来るのではないかと思います。

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